【免許制度開始!】2022年以降のドローン活用シーンは?
【免許制度開始!】2022年以降のドローン活用シーンは?
ドローンの活用は、世界中で注目されており、様々なビジネスへの利用が実行または検討されています。2022年に施行予定のドローン操縦免許制度によって、レベル4(有人地帯での目視外飛行)が解放されることでより活用シーンが拡大していくことでさらなる期待が高まっています。今回は、ドローン活用シーンについて紹介します。
ドローンが活躍している業界は?
無人操縦で上空から目標物を捉えたり、物を運ぶことが出来るドローンは、現在でも各業界で活用されています。
どのような業界で活躍しているのか見ていきましょう。
【農林水産業】
ドローンの活用にいち早く乗り出したのが農林水産業界です。広大な土地を用いる農林水産業では、ドローンはとても重宝しています。農薬散布や肥料散布、種まきなどを行うことが出来ます。林業では、森林の調査や苗木などの運搬に利用され、水産業には水中用のドローンが活用されています。
【建設業】
建設業界では特に測量の分野で広く普及されています。今後の動向次第では、危険な高所への資材の運搬などにも活用されることが予想されます。
【物流業】
物流の業界では、ドライバー不足を補うために荷物の運搬などが期待されていますが、実験段階でありまだまだ普及には時間がかかるでしょう。今回の免許制度導入により、有人地帯でのドローン操縦が可能になれば、より活用規模が広がるでしょう。
今後のドローン活用シーンは?
現在でもドローンの活用場所は拡大中ですが、今後さらに活用シーンが広がるとしたら、どのようなものが考えられるでしょうか。活用シーンについて解説していきます。
【農林水産業】
農林水産業では、既にドローンを活用した取り組みが行われていますが、今後さらにデータ取集・分析などの分野でも活用が期待されています。特に注目なのが害獣対策であり、実用化されれば害獣の作物への被害を減らすことになります。
【物流業界】
物流業界では、前述したように荷運びの人手不足解消の他、コンビニエンスストアやスーパーマーケット等の小売店でドローンを利用した配送サービスを実施していくこともあるでしょう。また、海底や地上の遺跡探索など、人が立ち入るには危険な場所への活用も期待されています。物流業界とドローン技術の発展は比例して大きくなっていくと考えられます。
【広告業】
広告へのドローン活用は、海外で積極的に行われており、ドローンを使ったプロモーション動画の作成やドローンに広告ポスターを取り付けて高層ビル周辺を飛行させるといった取り組みが行われています。日本でも免許制度が施行され、レベル4操縦が可能になれば広告のバリエーションが増えることが予想されます。
【開発分野】
ドローンの操縦に使われる端末は主にスマートフォンや専用の端末が一般的ですが、今後ドローンの活用シーンが拡大していくにつれ、より高度で複雑な動作が必要になるでしょう。そのためには、より高度なプログラムやシステムが必要になるため、操作端末もPCやタブレットの様に変わっていくことも考えられます。また、操縦をより簡単に(もしくは自動に)していくためにも開発面での分野は広まっていき、ドローンの活用シーンも拡大させてくれるでしょう。
まとめ
以上、2022年以降のドローン活用シーンに付いて解説しました。免許導入も理由の一つですが、ドローン市場は現在とても加熱しており、市場規模も拡大しています。今後もドローンの性能や法整備、活用シーンは広まっていくことが考えられるため、新たな事業展開や現在の人手不足解消などに利用してみてはいかがでしょうか。また、知識と技術を証明できるドローン操縦者としてビジネスを展開していくのも有効です。